朝刊 | 企業
米半導体株指数が8日続落、10月6日から15.7%安 マイクロン5.6%安、AMD 6%安
フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は16日、3.83%安の1万1137と8営業日続けて下げた。10月6日からの下げは15.7%に達した。AI投資の過熱への警戒に、中国のメモリー大手との競争への不安が重なった。
桐生レオン ・ 朝刊 05:44 ・ 2026年10月17日
画像:ヨリビケ(AI生成)
フィラデルフィア半導体株指数(10/16)
11,137
▼443(-3.83%)
SOX指数は443ポイント安の1万1137.29。ヨリビケが日ごとの終値を数えたところ、16日まで8営業日続けて下げ、10月6日の1万3217.82から15.7%下がった。
個別では、メモリー大手のマイクロンが5.6%安、AMDが6.0%安だった(Yahoo Finance・stockanalysis)。AIへの設備投資が行き過ぎではないかという警戒に加え、中国のメモリー大手が技術を進めていることで、価格競争が強まるとの不安も売りにつながった(CNBC)。
半導体株の下げは、製造装置・素材・電子部品にも広がりやすい。日本では、半導体の検査装置のアドバンテスト、製造装置の東京エレクトロンやディスコ、メモリーのキオクシアなどが、米国の半導体株と連動しやすい銘柄として知られる。15日の東京市場では、アドバンテストなど3銘柄で日経平均の下げの6割超を占めた(10/15 夕刊で既報)。
メモリーの競争の話は、電子部品を使う側から見ると逆の意味を持つ。メモリーの価格が下がれば、パソコンやスマートフォン、データセンターを作る企業にとっては部品のコストが下がる。
数字で見る
| SOX指数(10/16) | 11,137.29(−443、−3.83%) |
|---|---|
| 連続の下げ | 8営業日(ヨリビケ集計) |
| 10/6からの下げ | 13,217.82 → 11,137.29(−15.7%、ヨリビケ計算) |
| マイクロン(MU) | −5.6% |
| AMD | −6.0% |
ヨリビケの見方8日続落で15.7%の下げは、わずか2週間足らずで指数の6分の1近くが消えた計算になる。日本の半導体関連株が戻りの鈍さを見せた背景(10/16 夕刊)には、この米国の流れがある。
次に見るポイント
- 21日のラムリサーチ(半導体製造装置)の決算
- 22日のディスコの決算(受注の数字)
- 中国のメモリー大手をめぐる報道
出典
※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。



