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NY原油が101ドル台、3.5%高 中東・ロシア情勢の悪化で 航空・化学にはコスト高
16日のニューヨーク原油先物(WTI)は3.51%高の1バレル101.41ドルで取引を終えた。一時101.65ドルまで上がり、9月18日以来の高値をつけた。中東とロシア・ウクライナの情勢が悪化し、供給への不安が強まった。
桐生レオン ・ 朝刊 05:44 ・ 2026年10月17日
画像:ヨリビケ(AI生成)
NY原油先物(WTI)1バレル 終値(10/16)
101.41ドル
▲3.44(+3.51%)
WTIは3.44ドル高の101.41ドル(CNBC・みんかぶ)。株探によると、取引時間中には101.65ドルまで上がり、9月18日以来の高値を更新した。理由として、ロシア・ウクライナ情勢と中東情勢の悪化が挙げられている。
原油高は為替にも波及した。みんかぶによると、ドルは原油高を受けて買われ、ドル円は一時158円34銭まで上がった。原油は国際的にドルで取引されるうえ、エネルギーの値上がりは米国の物価を押し上げる要因になる。
株式市場では、米国のシェブロンなどエネルギー株が底堅かった。一方、燃料や原料のコストが上がる業種には重荷になる。一般に、航空会社(ジェット燃料)、化学メーカー(ナフサなどの原料)、電力会社(火力発電の燃料)は原油高の影響を受けやすく、商社や石油元売りには追い風になりやすい。
日本は原油のほとんどを輸入しているため、原油高と円安が重なると、ガソリン代や電気代などの物価にも響く。日銀の植田総裁が物価のこれ以上の上昇を「容認できない」と述べたこと(次の記事)とも関わる。
数字で見る
| WTI 終値(10/16) | 101.41ドル(+3.44ドル、+3.51%) |
|---|---|
| 取引時間中の高値 | 101.65ドル(9月18日以来の高値、株探) |
| ドル円(NY) | 一時158.34円、記事時点158.04円(みんかぶ) |
| 米10年債利回り | 5.064% → 5.13%まで上昇(株探) |
ヨリビケの見方原油高・円安・米金利の上昇が同じ日に重なった。どれも日本の輸入物価を押し上げる方向に働くため、23日の9月の全国消費者物価は普段以上に注目される。
次に見るポイント
- 中東・ロシア情勢をめぐるニュース
- 23日の日本の9月の全国消費者物価
- 日本の空運・化学・電力株の月曜の動き
出典
※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。



