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植田日銀総裁「基調物価のこれ以上の上昇は容認できない」 利上げ継続の姿勢、次の会合は29〜30日
日銀の植田和男総裁は16日、タイ・バンコクでの記者会見で、日銀が重視する基調的な物価上昇率について「2%におおむね近く、これ以上上がることは容認できない」と述べ、利上げを続ける姿勢を強調した(日経・共同)。
桐生レオン ・ 朝刊 05:44 ・ 2026年10月17日
画像:ヨリビケ(AI生成)
次回の日銀 金融政策決定会合(29〜30日)
10/29
ドル円 158円台
会見は、G20の財務相・中央銀行総裁会議などへの出席に合わせて開かれた。日銀は物価の一時的な上下を除いた「基調的な物価上昇率」を重視している。植田総裁は、それが目標の2%に近づいたとの認識を示したうえで、これ以上の上昇は認めないと述べた。
次の金融政策決定会合は10月29〜30日。会合の前に総裁が物価について強い言葉を使ったことで、追加の利上げへの見方が意識されやすい。
一方、米国ではFRBのウォーシュ議長が、物価の上昇が加速するなかでも10月の会合の判断を前もって示さなかった。財経新聞(フィスコ)によると、10月の利上げの観測が後退し、ドル円は158円10銭から157円70銭へ下がる場面があった。その後は原油高でドルが買い戻され、158円台に戻った(みんかぶ)。
日本の利上げは、業種によって影響が分かれる。一般に、銀行や保険は貸し出しや運用の利ざやが広がりやすく、不動産や借入の多い企業には金利の負担が重くなりやすい。円高方向に動けば、輸出企業の採算や、インバウンド(訪日客)関連にも影響する。
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| 発言の日時・場所 | 10月16日、タイ・バンコクでの記者会見 |
|---|---|
| 発言(日経) | 基調的な物価上昇率は「2%におおむね近く、これ以上上がることは容認できない」 |
| 次回の金融政策決定会合 | 10月29〜30日 |
| ウォーシュFRB議長 | 10月の判断を事前に示さず(財経新聞・フィスコ) |
| ドル円 | 158.10円→157.70円の場面の後、158円台(みんかぶ) |
ヨリビケの見方日米の中央銀行が同じ日に逆向きの印象を与えた。日本は利上げに前向き、米国は判断を保留。金利差が縮む方向の材料だが、原油高のドル買いが重なり、ドル円は158円台にとどまった。
次に見るポイント
- 23日の9月の全国消費者物価(日銀の判断材料)
- 10月29〜30日の日銀の会合
- 銀行・保険・不動産株の動き
出典
※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。



